神話の時代
ジャズと映画産業は長い間共に歩んで来ました。
フィルムに音楽を提供したり、使われた曲を
ジャズ風にアレンジしたり。今はジャズ以外の
音楽が使われるほうが多いのですが、今回は
”名画”と結びついた曲を紹介します。
「デライラ」 | クリフォード・ブラウン・アンド・マックスローチ |
| 旧約聖書:サムソンとデリラ | クリフォード・ブラウン・アンド・マックス・ローチ |
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「十戒」など歴史物などスペクタクル映画を得意と したセシル・B・デミル1949年の作品で、1950年に アカデミー賞にも輝きました。神から授かった剛力 を持つサムソンと、異教徒の娘で自分の姉とサムソン の仲に横恋慕し、彼を陥れようとするデリラ(デラ イラ)の物語。その主題曲をクリフォード・ブラウン (トランペット)とマックス・ローチ(ドラム)の 双頭バンド(リーダー格のプレイヤーが2人いるバン ド)がジャズにしました。ミュートを使ったトラン ペットで女声的なメロディーと、入れ替わるように 入って来るテナー・サックスの男声的な演奏が、 まるでサムソンとデリラの会話のように聞こえます。 曲の構成が素晴らしく、映画の様式美を表わしている ようです。 |
「黒いオルフェ」 |
テテ・モントリュー 「フェリシダージ〜黒いオルフェ〜オルフェのサンバ」 |
| ギリシャ神話 | テテ・プレイズ・ボサノヴァ |
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ギリシャ神話のオルフェウスとユウリデケの物語を 元に、舞台を現代のリオのカーニバルに変えて、 路面電車の運転手でカーニバル一番の歌い手でギター の名手のオルフェと田舎から姉を訪ねてやって来た ユーリディスの運命的な恋と悲劇的な結末を描いた 1959年のフランス映画。音楽はアントニオ・カルロ ス・ジョビン、ルイス・ボンファでボサノバのはしり となり、映画自体はカンヌ映画祭グランプリ、アカデ ミー賞外国語映画賞を受賞しました。 紹介するアルバムのテテ・モントリューは盲目の ピアニストで、バルセロナでは英雄的な存在でした。 そのテテが1973年に発表したボサノバ曲集。 それぞれの曲でカバーする人は多いですが、メドレー で3曲つなげているのが珍しく、得した感じです。 流麗なタッチのピアノにあふれるジャズ・フィーリング は心地よく、情景の浮かぶような演奏です。 | tr>
「ジーザス・クライスト・ |
バディ・リッチ楽団 |
| 新約聖書 | デファレント・ドラマーより |
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新約聖書のイエス・キリストを題材にしたロック・ オペラの映画化で1973年の作品。音楽は「オペラ座 の怪人」を手がけたアンドリュー・ロイド・ウェー バー。昔テレビの深夜放送で見たのですが、いきなり 黒人のユダがイエスをダンス・ステップを踏みながら 告発するシーンがあり、頭から離れない異色作。最後 はあまり覚えていません。(途中寝てしまったようで す) バディ・リッチはその主題歌をさらにジャズ・ロック 化しています。このアルバムは1971年リリースなので、 映画というよりミュージカルの方のカバーとなるので しょうか。バディ・リッチは女性コーラスを使う ことでミュージカル的な雰囲気を活かしています。 ハイ・ノート(超高音域)のトランペットのバッキン グが群集の喧騒のようで、クライマックスを盛り上げ ています。 |
映画の方も有名なものばかりなので、
見てみるとより楽しいでしょう。



