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ひんやりデザート始めました。

JazzCafe.gif

期間限定のジャズ・カフェの開店です。
冷たいものあります。
ぬくいの置いてません。

「オレンジ・シャーベット」

カウント・ベイシービッグ・バンド
”ベイシー・イン・ヨーロッパ”より
orangesherbet.jpgこれはカウント・ベイシーが亡くなった後に、 未発表のライブ音源が発掘されて発売された ものの一枚です。70年代初めの録音となっているが、 曲目をみると、1975年リリースのアルバム「ベイシー・ ビッグ・バンド」に収録されている曲が何曲かあるので、 半ば前後ではないのでしょうか。ミュンヘン、南フランス でのライブ演奏を集めたものです。ベイシー・ビッグ・バンドは、 ほかにもスウェーデン、ロンドン、日本と、いかに勢力的に ツアーを繰り広げていたかがわかるというものです。 各地で多くのファン声援を受けながら、ライブ盤を多く残して いるのですが、録音技術のためか、ベイシーの元気だった頃に 出したライブ・アルバムは、あまり音のいいものはありません でした。しかしこのレコードを含め、発掘されたものは録音 状態のいいものが多く、ファンにはベイシーよりの最後で最高の プレゼントとなったのでした。その後バンド出身者のサド・ジョーンズ、 フランク・フォスター、グローバーミッチェルをバンド・リーダーに 迎えながら、バンドは存続していくのですが、選曲のためか、段々 ベイシー・イズムが薄くなっていった気がします。
スイセンの曲はミュートをつけたトランペット1本ともう1本 トロンボーンの2本でメロディーのソロをとります。これはよく ベイシー・ビッグ・バンドがとる手法です。なんともユーモラスで 軽妙な、冷たいシャーベットを食べたときのようなさわやかな曲です。
ベイシーには、このアルバム以外にも、フルートのソリ(フルート 中心のメロディ演奏)とフルーツをひっかけた、「フルート・ジュース」 という曲もあります。

「ミルク・シェイク」

ケニー・クラーク=フランシー・ボーラン・ビッグ・バンド
”オープン・ドア”より
opendoor.jpgケニー・クラーク=フランシー・ボーラン・ビッグ・バンドは、 ケニー・クラークとフランシー・ボーランの双頭リーダーのバンドで、 主にヨーロッパ中心に活動していました。ケニー・クラークは1952年に MJQに参加、1955年に脱退後パリに渡って、自分名義のオーケストラでも やっていましたが、ジジ・カンピの後押しでフランシー・ボーランと組んで このオーケストラを結成。もう1人のフランシー・ボーランはベルギー人で、 このバンドの作・編曲をほとんどやっています。 最初、クラーク=ボーラン・アンド・カンパニー(8人編成)で結成しましたが、 ブルー・ノートにオクテット(10人編成)で吹き込み、 1961年に13人編成になってからこの名前に変更しました。ダイナミックで厚みの あるサウンド、ソロに重きをおいた演奏で、テナー・サックスのジョニー・グリフィン、 トランペットのダスコ・ゴイコヴィッチ、バリトン・サックスのサシブ・シハブが 参加しています。 このバンドが解散したのを惜しんでサド=メル・オーケストラが 結成されたのは有名な話です。
この曲は甘みがかったムードのオープン(ミュートをつけていない通常の状態)と ミュートのトランペットの二重奏、それにこたえるかのようなサックスのパートの メロディーと、それを後ろから支えるトロンボーンのバッキングが、 いろんな素材を混ぜて一つになったミルクシェイクのように、それぞれのサウンドの うまみを引き出しているようです。

「チョコ・オア・バニラ」

高橋達也と東京ユニオン
”モントゥルー・ザ・ベスト’78"より
montreux.jpgこれは東京ユニオンが1978年第12回モントゥルー・ジャズ・ フェスティバルに初めて出演したときのライブ録音です。 タイトルが”チョコにしますかバニラにしますか”と聞いて います。あなたはどちら派ですか?昔は両方のミックスと なったら、ごちそうもんだったんですがね〜。いまはゴマ やら紫イモやら巨峰やら色んな味があって、うらやましいです。 では曲はそんな甘ったるい曲かと思うと、なんともスピード 感と緊迫感のあるハードな曲になっております。
自分たちの世代の東京ユニオンというと、”西部警察とひょうきん族” に尽きます。コマーシャリズムではとても親しみやすいけれども、 いざ本業のジャズとなると、スタンダードを多くレパートリーとする シャープス&フラッツに比べ、三木敏悟やハービー・ハンコックなど 斬新なアレンジャーを使ったアルバムは、学生には少し敷居の高いもの がありました。
このアルバムは歌手の中本マリがフューチャーされていることもあり、 スタンダードやスタンリー・タレンタインの名曲中の名曲「シュガー」 が取り上げられていて、とても聞きやすいものになっています。
このライナーノーツによると、当時は原信夫とシャープス&フラッツ、 宮間利之とニューハードなどのバンドがそれぞれ海外へ進出したとあり、 ビッグ・バンドが群雄割拠した戦国時代があったのだなあと懐かしく 感じてしまいます。

お盆休みはどこかへいきましたか?
熱中症にかからないように水分を
十分にとって暑さを乗り切りましょう。


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