フルカワJAZZ道場:山はただそこにあるだけじゃない
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今年に入ってからも雪山での遭難や雪崩の
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「ポートレイト・オブ・ア・マウンテン」 |
マグリュー・ミラー |
| ”キーズ・トゥ・ザ・シティ”より | |
![]() | このレコードはずいぶん前に買っておきながら、長年聞いてなかっ
たレコードです。マグリュー・ミラーが注目の新人として登場して
評判をとっていたレコードだったので、勢いで買った部分はありま
した。ただその頃は嗜好がビッグ・バンド重視だったので、ピアノ
・トリオという編成のよさがあまりわからなかったということもあ
り、1、2回聞いて棚にしまったままになっていたのでした。 流麗なタッチで繰り出されるピアノ・サウンドは洗練されていなが ら穏やかな美しさで奏でられます。都会的いて、それで”山の肖像 ”というならば、街から見上げた山の姿を描いているのでしょうか 。それとも生まれ故郷のミシシッピ州グリーンウッドの山でしょう か。曲についての説明は簡単にしかかかれていないので、想像でし かないのですが。こうして再び聞きなおしてみると、このレコード をかけている空間には、優しいくつろいだ時間が流れていきます。 聞くところによると、ウィントン・ケリーやマッコイ・タイナーに かなり心酔しているようです。 |
「活火山」 |
原信夫とシャープス&フラッツ |
| ”活火山”より | |
![]() | トロンボーンの合奏と数人で合いの手のような手を打ち鳴らすリズ
ムで始まる面白い曲です。火山に例えればモクモクとたちこめる黒
い煙と、パチパチはぜる火の粉でしょうか。それに続くオーケスラ
の強いアタック音(強い音で吹き鳴らす、叩き込む音)。いっきに
大噴火の様相です。 トロンボーンのテーマが繰り返され、各パートの音の溶岩が周りを 埋め尽くし、それぞれの楽器の音が火山灰や溶岩や黒煙のようにジ ャズの地平をまったく違う姿に変えていくような勢いがあります。 この作品の出た1979年は、ジャズはフュージョンが主流となり、電 気楽器やロック・ビートが普通に取り入れられ、ビッグ・バンドも その影響を無視できなくなった時期のようです。作曲・編曲に”し かた たかし”氏を採用し、他にも日本の”音頭”をジャズ・ビート に変えるなど、斬新なサウンドを繰り広げていきます。 それにしても、レコードのラベルには”見本盤”とあります。レコ ード会社が宣伝用にレコード店や放送局などに配るもので、その後 シャープス&フラッツのレパートリーにもこのレコードの曲は取り 入れられていないことから、一枚の企画盤として終わったのでしょ うか?発売レーベルがスリー・ブラインド・マイス(TBM)なの で、CDで再発することはあると思います。 |
「北欧組曲」 | 三木敏悟 作・編曲/高橋達也と東京ユニオン |
| ”北欧組曲 ”より | |
![]() | 実をいうとこのレコードには曲名に”山”のつく曲はないのですが
、ジャケットがとても印象的なので選びました。よく見ると山の部
分が人の鼻と指。その前にゲゲゲの鬼太郎に出てくる”二口女”(
ふたくちおんな)のような人物が座ってピアノを弾いています。ま
わりに北欧的な森林と家並みがコラージュされていて、全体的なイ
メージは楽しいものになっています。見すぎると夢に出てきそうで
すが。 1977年三木敏悟期待の新人アレンジャーとしてデビューしました。 しかし元々は東京ユニオンにテナー奏者として在籍しており、曲も 提供していたそうですが、その後5年半の海外武者修行を行い、その うち一年はジョージ・ラッセルに師事しました。そのためこれが本 格的なアレンジャー・デビューとなったのです。 この作品でも師匠のジョージ・ラッセルゆずりのモード理論を展開 しており、ドリアン・モードやリディアン・モードという教会旋律 を元にした幻想的な曲を提供しています。とはいえ日本人の作った 旋律のせいか、とても耳になじむメロディーになっていて、聞くほ どに新たな発見があるのです。 買った当時(確か80年代なかば)は東京ユニオンのレコードで手に 入るものはこの「北欧組曲」と「ブラック・パール」(昔を知る人 には”ひょうきんベストテン”のテーマに使われた曲が入っていま す。)しかありませんでした。”外国かぶれ”の傾向があった自分 にはジョージ・ラッセルはカッコいいが、三木敏悟はあまりわから ないといった具合でした。やっと聞ける余裕ができたというこのな のでしょう。 シンセサイザーでミッキー吉野が参加しています。シンセサイザー といっても1977年のことですから、初期の電子音楽のような音でし たありません。しかし風の音が効果的に使われ、北欧の寒さの厳し さを現しているようです。こちらのレコードもTBMで、CDとし て発売されたようですが廃盤らしく、中古レコード店ならレコード でよく見かけます。 |




コメント
フルカワさん
こんばんは(^v^)
栄枯盛衰
栄えるものがあれば
滅びるものがあります。
吹奏楽部が、無くなっているのは
残念ですね(^_^;)
復活できる事を祈ってます。
余談ですが、残念ですが
トップの音は、
再生出来ませんでした^_^;
ではまた(^^)/~~~
投稿者: tuba | 2008年02月19日 22:25